劇場版第２弾に際しての地上波放送、しかも配信ドラマ版を２時間２夜連続放送という、なかなか気合いの入った構成だったので、ちゃんと見てみました。……映画版第１弾は全く見に行く気にもならなかったので、まぁこれを機にAdoの曲も聞けるしな、というのだったのですが、

曲、かからんやないけ！！！

　いや～、これは驚いたな。劇場版第２弾の冒頭を、なんてやってる暇あったら、曲流して欲しかったんですけどね。大体、たった３分流されて見に行く映画かどうかを一度真剣に振り返ってみると良い。

　とまぁ、冒頭から飛ばしましたが、内容自体はそこそこにふむふむしながら見ましたね。えらい超強気な日本というフィクションと、本音を隠そうともしないアメリカ（＝トランプ）というノンフィクションが同居してて、そういう意味でも興味深かったと思います。

　後、『雪風 YUKIKAZE』と違って、めっちゃ海戦してましたしね？　『雪風 YUKIKAZE』なんか、ほぼ対空機銃撃ってただけだったでしょ？　対空機銃撃ってた時間なら、全戦争映画でトップかもしれない。自分の中での直近の戦争映画があれだったから、そういう意味でも迫力がありましたよ。

たーだぁ！

　見終わって残ったものがないよね、というのが本音のところ。何の映画だったんだろうな、と正直思ってしまう。その答えは単純で、４時間頑張って見て何の結論にも辿り着いていないから。もっと言えば、ここからさらに２時間見ると何かしらの結論に辿り着けるんですか？って疑問が先立って、足が鈍りに鈍ってしまう。まぁ、そういうことなので、自分は映画は見に行きませんね……。

　締めに、今回の地上波放送には確実に一つだけ評価に値する点があるという話ですが、

『アバター』みたいに旧作を映画館で見て新作を見に来い！という、クソアホ上からムーブに出なかったことはえらい！

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