驚いたという意味では久しぶりだった。

 ルチアルート内で、おっ!とビックリしたポイントが、大きく3つありました。そういう意味では良かったんですけど……やっぱり、減点項目は残ってるからなぁ? まぁでも、驚いたポイントの一つの、「何故ルチアはちっこいのか?」というののアンサーは、実に良かったと思いますよ? 予定調和じゃないロリって、大事よね?

 ということでの今回も引き続いての、『アンレス・テルミナリア』。ルート的には、ルチアで行くとしますよ……。

ルチア=ヴァリニャーノ

Unless4

 祈から見て先輩で、「ヴァリニャーノ神言教」という宗教の教主であった少女、ルチア=ヴァリニャーノ。彼女のギフトは「神言」というものであり、神と対話することで、代償さえ払えば多くのことを実現出来るという、絶大なものでした。しかし彼女は、神言のトリガーとなる「約束の言葉」というものを忘れさせられており、その犯人と見た学園長から、約束の言葉を取り戻そうとするのですが……。

 キャラとしては、ロリっ娘先輩ですね。中の人のロリっ娘ボイスが実に合っていて、もうただただ可愛い。何なら、はちきんシーンとか無くて良いのに、と心の底から真剣に思ったくらいに可愛い。そして、ネタバレ防止で詳細は言いませんが、ロリっ娘であることに必然性があるってのが、最大のポイントですよ。こういう必然性が大事なんよ。

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 では、シナリオの話に入って行きましょうか。冒頭でも言った通り、複数驚きポイントがあり、そのどれもこれも、アレが伏線やったんやな!というのが明確で良かったかと。ただ、その伏線の一つは恋ルートに置かれていたんで、正直微妙だったかな。自分がタマタマ恋ルートからやったんで良かったけど、そうじゃなかったら、困惑しかしなかった気がすんな。

 個人的に一番に気になったのはやはり、無駄球が多いことですね。良い驚きポイントは置いて来て、良い流れで進んでるのに、そこから一気に行くんじゃなくて、要らない描写が入って流れが死ぬのよ。そのボール球、要るぅ!?的な話ですよ。恋ルートもそうだったからこれは、このライターの悪い癖!ってヤツなんだろうな。これはきっと、今後のルートでもやらかすのであろう。

 そして、無駄球の一つでもありましたが、主人公がピンチから脱出したところが、言うなれば本作の深層に触れる部分だからなんでしょうけど、めっちゃぼやかされてますやん。あれ、いかんわ~。こっちは、キチンと持ってる手札だけでケリを付けてくれると思ってるからさ? いきなり、「こんな鬼札がありました!」って言われても、「ハァ!? 顔の形が変わるまで殴んぞ!?」としかならんワケですよ。

 では評価ですが、これは中の下くらいかな。良い部分が良かっただけに、悪い部分が悪目立ちしてしまった感がある。この様子だと、トゥルールート以外では全部、トンデモ力で解決する、一番いけないパターンを見せ付けられるっぽいな……。あの展開になった時は、いわゆるリスクの部分を逆手に取って砕いてくれると思ったんだけどな?

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