Bibria3

アニメで見たいですけどねぇ……。

 まぁ、自分がもし作者だったら、あんなクソドラマにされた時点で、メディアミックスというものへの信用を全面的に失いますけど。ホント、あのキャストを選んだヤツは、今でも呪ってますからね? 生憎、領域展開とか出来ないので、その辺は諦めますけども。

 ということでの今回は、『メディアワークス文庫』『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ ~扉子と虚ろな夢~』。栞子の元に、亡くなった元夫の蔵書を、その祖父である古書店主が勝手に売り払おうとしており、それを止めて欲しい、との依頼が入ります。その祖父は、デパートの古本市で蔵書を売ろうとしており、依頼人の息子である恭一郎が手伝うことになる中、彼は栞子の娘である扉子と出会い……。

 単純に、イマイチ動機が納得行かなかったなぁ、とか。最後に取ったあの手段を選ばずとも、ただ放っておけば良かっただけのような? あそこまで狂気的になっちゃってるのに、もっと強硬な手段に出なかった理由もイマイチ分かんなかったしなぁ……。意味は分かったけど、最適だったかな?っていうところには議論の余地があるように思いました。

 後、篠川智恵子の目的は結局、ドグラ・マグラについて語られてた、あの辺のことってことなんですかね? だとすると、人は老いるとおかしくなったり、有り得ないことにも賭けてみるんだよ、ってことなんですかね? いやしかし……どうなんだろうね? 秦の始皇帝じゃあるまいし、現代の人間がそんなこと思うもんかね?

 何はともあれ、ものすごいバッドエンド終わりで、バッドエンドまっしぐらな感じなので正直、ここまでバッドエンド臭満点だと、早く締めてくれ!って思っちゃう。だって、最後までバッドエンドってことは、さすがになかろう。こう、バッドエンド耐性が減って来たの見ると、自分も弱くなったなぁと思うけど、元々バッドエンド耐性があった人間でこれだから、弱い人はもっと弱いと思いますよ?

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