いえ、純粋に眠いのです。

　会議中に寝てると、もちろん怒られますよね？　「やる気がないのか！」って怒られますよね？　これを読んで分かりました。会議中に眠いのは、眠い会議をしているから、なんです。正確に言うと、皆が皆こぞって、眠い会議をしようとするから、なんです。……うん、若干嘘言った。夜更かしするから眠いってのも、それはそれで真実だわ、うん。後、若年性更年期障害の可能性もあるにはある、うん。

　ということでの今回は、ラノベではなく、日経ＢＰ社の、『世界で一番やさしい会議の教科書』。本作は、入社２年目のＯＬ、鈴川葵を主人公とし、彼女が、コンサルタントである父親から様々な会議テクニックを学んで、社内のグダグタ会議を改善して行く、というものになっています。

　本作はもう、非常に参考になったのですが……悲しいことに、ウチの会社は第一歩からつまずいている。会議の時短テクニックとして、議論する必要のないことは事前資料で、とあるのですが……残念ながら、ウチの会社の偉いさんは、事前資料を読まないのが常態化している。これでは、このテクニックは使えない。
　他にも様々なテクニックはあって、使いながら覚えて行こうと思うのですが……ウチの偉いさんは、「目的は分かった。得するのも分かった。でも、めんどいからやらない！」っていうバカばかりなんですが、これはどうファシれば良いんですかね？　とりあえず、殴打という名のファシリテーションをすれば良いんですかね？
　後、個人的な感想としては、挿絵が実に……エロい。何か、エロい。特に、矢口さんのエロさが凄い。だから、もうすぐ結婚するとか言い出した時は、「フォォォッ！！！」とか悲鳴を上げた。でもすぐに、ＮＴＲば良いと思い直した。……矢口だけにね！（最低なオチ）

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