本記事は、受験に絡んでいる方は見ない方がいいかも。

 一応、少し空けておきます。










 この間、本当に久しぶりにスカパーで洋画を見ました。それが、表題にもしました『トラブル・カレッジ』という洋画なんですが。途中から見たのですが、なかなか面白い作品でしたので、感想を書いてみたいと思います。

 この作品の主人公である少年は、大学受験に失敗します。しかし、それを両親に言い出せず悩む。そんな彼が辿り着いた結論は……。

じゃあ、大学作っちゃえば良いじゃん!

 病院を大学に偽装する形で、両親が大学を訪問してきた時はごまかせたのですが、偽装の一環で作っていたホームページが騒動の引き金に。そこにあったうたい文句は、『ワンクリックで合格』(笑)。雲霞の如く集まってきた、同じく他の大学に落ちた連中を見て、主人公はここを本当の大学にするために奮闘を始め……というストーリーです。

 集まってきた学生たちがご乱行をかましたり、学長に据えられた元教師がピー音の入るセリフを連発したり、妹に強請られたり(笑)と、コメディ色満載のこの映画ですが、筋は意外にしっかりしている。もちろん基本は、洋画によくある勧善懲悪的なストーリーなのですが。
 主人公が、まだ許可すら取っていない、法的には明らかに違法な大学を良くしていこうと、様々に奮闘する様には思わず熱中してしまいます。生徒一人一人に適した講義にしようと、逆に生徒にどんな授業を受けたいか聞いてみたり。
 講義のシーンと言えば、下ネタ学長(笑)の講義に、最終的に学内のほぼ全員であろう生徒たちが集まるシーンには盛り上がってしまいました。ああいう、変に含蓄のある言葉を言える先生なんて、現実にはいないからなぁ。実際、ああいう先生がいたら、少なくとも一時的には面白いのかも。

 他、いじめに関する下りもあったり、意外にも現代の教育問題にもクローズアップしております。多分、スカパーでしか見られないと思いますので、またやるようでしたら見てみても良いんではないでしょうか?