『ツナガル★バングル』はキチンと終了しております。発売から1ヶ月たっておりますが、せっかくなので感想でも。

 魔法使いが作ったと言われる街で、魔法使いが残した不思議な道具は残っているが、魔法使いは既にいなくなってしまった世界。そんな街に住むある冒険好きの少年が、同じく冒険好きの少女に出会うことから、物語は始まります。
 さらに2人を仲間に加え、発見した地図を元に街の大時計塔を駆け上り、その頂上で彼らが手に入れたものは……魔法の腕輪。その魔法の腕輪に導かれるまま、街を舞台にした冒険に挑んでいく彼らの運命は果たして!?
 ……とりあえず、無駄に盛り上げてみましたが、まずは各シナリオの寸評から。
悠夏
 『Bullet Butlers』!? いや、終盤の展開、最近の執事ブームに乗ったのかと、ヒヤヒヤしましたよ。結ばれた後の話に一ヤマあったんで、その点は○。メインヒロインに違わぬ出来ではありました。しかし……最後のはちきんシーンが長いね。もうラストに走るだけのところで長々続くと、テンション急降下ですよ……。

真穂
 2回目のはちきんシーンが、とにかく長い!  あまりに長くてダルくなったから、思わず早送りしてしまいました。……え? 他には? ……まぁ、幼馴染好きなら良いんじゃないすかー(棒読み)。

樹里
 ある意味、真ヒロイン。……の割りに、終盤の展開がやや急過ぎてすっきりしなかった。今さらそんな理由付けされてもねぇ……という感じ。結ばれる前の流れは結構良く組み立てられてたんで、正直最後まで期待してたんですが。

雫
 告白の辺りの一ヤマが高得点。ぶっちゃけ、以降は何もなかったに等しいですが。総合的には、今一つと言わざるを得んですな。終盤にお嬢様設定を生かすかと思いきや、何もないし。振れる球は全部振れば良いのに。

いつき
 メイドさん。以上!  ……だって、年長キャラのシナリオって、腕が素直に反映されるじゃないですか?  余程うまくやらんと、「何で年上の女性がこんなヘタレに惚れんだ?」ってなって終わりですよ。……まぁ、そんな感じだったってことで。
 全体的に、結ばれた後のダルい展開が気になりました。別に、アマアマ展開を入れるのは良いんだけど、ゲーム内日付で何日も続けてやられると、後の一波乱が恋しくてたまらなくなるし。しかし、後の一波乱があるのは、悠夏だけと言っても過言ではない。雫シナリオとかは、結ばれる前の一ヤマが◎だったから期待したんですがね……。
 ただ、主人公に個性があるのは良いと思います。個性と言うか、勢いとでも言った方が良いものですが。これだけ自己主張の激しい主人公は、かれこれ『この青空に約束を』の星野航以来な気がするので、その点は好きなんですが。
 後、これは自分の見落としかもしれないのですが、悠夏だけ左手に腕輪が付いた設定を使ってなかった気がします。凄い意味深な感じだったので、さぞかし有効な使い方をしてくれるもんだと期待してたんですが。見落としだったらホント失礼!なんですが。

 総合的には、正直今一つでした。せっかく話に出たんで例えに使うと、『Bullet Butlers』を100としたら、75くらいですかね……。はちきんシーンはがんばってるんで、そういうのが目的なら良いんじゃないすかー(棒読み)。